屋上少女と弱虫少年
朝の春琉くん
今日は8月19日。
そして、私の誕生日。
誕生日おめでとう。自分。
亡くなってから4回目の誕生日、、、、か、。
そして私が居なくなって明日で4年か、。
時が経つのが早かった。
幽霊になって4年、。そんな感じはしないな。
まだ、2年とかの気分。
でも特に早いなって感じたのは春琉くんに出会ってからだな。
でも1週間前くらいか。
でも春琉くんと出会ってそんなに経ってないな。
出会って浅いけど長い時間いた気がするのはなんでなんだろう。
そして、もう、今日で会えなくなる、、、な。
もう少し、春琉くんと一緒に居たかったな。
そんなことを考えていると
ドタバタと扉の向こうから足音が聞こえる。
昨日光さんが来たけどこんな朝早くは1人しか居ない。
私は心のどこかで何かを期待しながら急いで物陰に隠れた。
ーガチャー
扉が開き、屋上に入ってきたのは、、、
やっぱり春琉くんだった。
前も朝来てくれていたけどこんなに早く屋上に来るのは初めてだった。
気持ちを自覚してから初めて会うから緊張してしまう。
会っている感覚は私だけだけど、!
何故だか少し寂しく思った。
なんでなんで!!
春琉くんから隠れてるのは私なのに!!
混乱しながらそんなことを思っていると
春琉くんは柵の方へ行った。
その直後、
私を見つけているのかのように振り向き
「優季、、!!」
春琉くんはそう言葉を口にしたがそこで止まってしまった。
春琉くんの様子がおかしい、!!
どうしたんだろうか、?
私は心配になり物陰から春琉くんの様子を伺う。
春琉くんの表情は自信に満ちたような表情をしていた。
大丈夫、そうだね!!
で、でも様子がおかしいのは気のせいじゃないよね、!!!
いつも来る時間より早いし、
私に呼びかけたのに続きが聞けなかったし、
ちょっと不安げだし、
ど、どうしよう、!!
やっぱり何かあるんじゃ、!
そんなことを思っていたら春琉くんは首を振った。
やっぱり今日の春琉くんお、おかしいよ、、、。
春琉くんを見たら目を瞑っていたが空を見上げていた。
春琉くんの表情から何も読み取れない。
春琉くん、何を考えているんだろう、、、。
そう思っていたら不意に春琉くんが目を開け、時計の方を見る。
私もつられて時計の方を見る。
あ、もう時間だな。
春琉くんは屋上の扉に手をかけ不意に振り向き笑顔を見せ屋上を後にした。
まるでまた来るね、と言っているように、。
春琉くん行っちゃったな、、、。
心のどこかで何かを期待していた自分がいたのは分かっていた。
でも何を期待しているのかが分からなかった。でも今わかった。
誕生日をお祝いして貰えるかなってことだ。
でも春琉くん私の誕生日絶対知らないよね、、、、。
だって教えてないもん、!
でも教えていたとしても春琉くんを避けているのにおめでとうって言ってくれるかな、?
って、ネガティブになってもダメか。
というか、この気持ちも春琉くんに伝えられないまま居なくなるのかな、、、。
そんなモヤモヤを抱えたまま空を見上げていた。
そして、私の誕生日。
誕生日おめでとう。自分。
亡くなってから4回目の誕生日、、、、か、。
そして私が居なくなって明日で4年か、。
時が経つのが早かった。
幽霊になって4年、。そんな感じはしないな。
まだ、2年とかの気分。
でも特に早いなって感じたのは春琉くんに出会ってからだな。
でも1週間前くらいか。
でも春琉くんと出会ってそんなに経ってないな。
出会って浅いけど長い時間いた気がするのはなんでなんだろう。
そして、もう、今日で会えなくなる、、、な。
もう少し、春琉くんと一緒に居たかったな。
そんなことを考えていると
ドタバタと扉の向こうから足音が聞こえる。
昨日光さんが来たけどこんな朝早くは1人しか居ない。
私は心のどこかで何かを期待しながら急いで物陰に隠れた。
ーガチャー
扉が開き、屋上に入ってきたのは、、、
やっぱり春琉くんだった。
前も朝来てくれていたけどこんなに早く屋上に来るのは初めてだった。
気持ちを自覚してから初めて会うから緊張してしまう。
会っている感覚は私だけだけど、!
何故だか少し寂しく思った。
なんでなんで!!
春琉くんから隠れてるのは私なのに!!
混乱しながらそんなことを思っていると
春琉くんは柵の方へ行った。
その直後、
私を見つけているのかのように振り向き
「優季、、!!」
春琉くんはそう言葉を口にしたがそこで止まってしまった。
春琉くんの様子がおかしい、!!
どうしたんだろうか、?
私は心配になり物陰から春琉くんの様子を伺う。
春琉くんの表情は自信に満ちたような表情をしていた。
大丈夫、そうだね!!
で、でも様子がおかしいのは気のせいじゃないよね、!!!
いつも来る時間より早いし、
私に呼びかけたのに続きが聞けなかったし、
ちょっと不安げだし、
ど、どうしよう、!!
やっぱり何かあるんじゃ、!
そんなことを思っていたら春琉くんは首を振った。
やっぱり今日の春琉くんお、おかしいよ、、、。
春琉くんを見たら目を瞑っていたが空を見上げていた。
春琉くんの表情から何も読み取れない。
春琉くん、何を考えているんだろう、、、。
そう思っていたら不意に春琉くんが目を開け、時計の方を見る。
私もつられて時計の方を見る。
あ、もう時間だな。
春琉くんは屋上の扉に手をかけ不意に振り向き笑顔を見せ屋上を後にした。
まるでまた来るね、と言っているように、。
春琉くん行っちゃったな、、、。
心のどこかで何かを期待していた自分がいたのは分かっていた。
でも何を期待しているのかが分からなかった。でも今わかった。
誕生日をお祝いして貰えるかなってことだ。
でも春琉くん私の誕生日絶対知らないよね、、、、。
だって教えてないもん、!
でも教えていたとしても春琉くんを避けているのにおめでとうって言ってくれるかな、?
って、ネガティブになってもダメか。
というか、この気持ちも春琉くんに伝えられないまま居なくなるのかな、、、。
そんなモヤモヤを抱えたまま空を見上げていた。