屋上少女と弱虫少年

初めまして

私は我が家を出てから屋上に向かっている途中ある道に何かを感じた。
何かは分からなかったがまだ時間はあるし、!
そう思い屋上ではなく他の道に行った。
何なんだろうか、。こっちには何があるんだろう、?私はそう思ってしまった。
でも私は思ってしまった。
今向かっているのは春琉くんの家か、光さんの家じゃないかと。
出来れば光さんがいいな。
光さんとだけ話せていないから。それもあるしありがとうを伝えたい。気持ちを自覚させてくれた事とか。色々。
そんなことを考えていた時私は立ち止まった。
とある家を見てここだ。そう感じる家があった。
あ、名前、書いてある。
笹木、、、?
って普通に春琉くんに聞いてないし、!!
わ、分からない、!!!
知らない人の家だったらごめんなさい!
そう思いながら入ると見覚えがある人が廊下を歩いていた。光さんだ。
やっぱりかそう思っていた。
笹木光って言うんだ、、、。
ってそんな場合じゃない!!
多分光さんは自分の部屋に向かっていると思い、光さんの後をつける。
光さんは扉を開け中に入った。
やっぱり光さんは自分の部屋に入っていったのかな、?
そう思い私も続いて入る。
な、凪央以外の男の子の部屋初めて入る、、、。春琉くんはどんな部屋なんだろう?
そんなことを思っていた時
「優季さんいるんですか?」
え、?
もしかして光さんって霊感あるのかな、?ちゃんと光さんと話したいな。
でもそんな上手くいかないよね、、、。
そんなことを思っていたら
!!!
体がヒカリ出した。
ある程度ヒカリが収まって
「よし!」
そんな声が出ていたのだろう光さんはゆっくりと振り返り私を見た。
「えっと、あの、光さん。ありがとうございました。」
や、やばい、ひ、人見知りなの忘れてたし変な言い方しちゃったかも、!!!
光さんは不思議そうな顔をし、
「何がですか?」
そう聞いてきた。
そうなるよね、!!
ちゃんと言おう!!
そう思い光さんと目を合わせて伝えた
「光さんのおかげで自分の気持ちに向き合えたので!」
そう元気よく言う。
ひ、人見知りなりにはちゃんと伝えたよ、!!!そんなことを思っていた。
「春琉が好きになった気持ち分かるかも。というか優季さん春琉に似てるわ」
おかしそうに光さんが笑っていた。
「え?」
「いや、なんでもないですよ。」
そう笑いながら言う。
光さんの声が小さすぎてよく聞こえなかった。
な、なにを言っていたんだろう、?
「今俺が言ったことは多分春琉が自分から言いますよ。」
私はよく分からなかった。
春琉くんが私に言うことなのかな、??
「えっと、本当にありがとうございました!!」
微笑みながら言う。
少し怖そうな印象だったけど意外と話しやすいな、、、。って意外とって失礼だ、、、。
そんなことを思い1人でアワアワしてた時
「春琉に何を言えばいいですか?」
不意にそう聞かれなんだか光さんに全て分かられている気がして少し怖いが、こうゆうところが春琉くんと合うのかな?そんなことを思いながら
「春琉くんにこれから屋上に向かうって言って貰ってもいいですか?」
そう言うと光さんはやっぱりかそんな顔をしていた。や、やっぱり分かってたのかな、?
「分かりました。」
あ、、、、。
話に夢中になっていて気づかなかったがもうヒカリが消えそうになっていた。
「あの!光さん本当にありがとうございました!!そして春琉くんをよろしくお願いします!」
そう言うと光さんは微笑みながら
「もちろんです。」
そう言われ光さんになら春琉くんを任せられるな。そう思った。
私の体からはヒカリが消えていた。
私は見えていないと思うが光さんにお辞儀をし、光さんの家を出た。これから屋上に向かう。
来てくれますように。そう思いながら屋上に向かった。
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