屋上少女と弱虫少年
大好きな人
夜の屋上
屋上に着いて時計を見ると23時55分になっていた。
結構ギリギリだな、、、。
夜だしやっぱり春琉くん来れないかな、?
そりゃあそうだよね、!
お母さんだって止めるはず。
こんな夜遅くに外に出るんだから。
最後に春琉くんに会いたかったな、。
もう私消えるんだな、、、。
春琉くんに生きている時に会いたかったな、、、。
今私が生きていたとしても結局会えなかったんだろうな、、、。
って私何考えてるんだろう。
もう過去は変えられないのに。
今後悔したってもう遅いのに。
でも心の中だけでもいいから言わせてください。
この世から消えないで春琉くんと一緒に生きていたかった、、、。
まぁ、こんな事思っていてもダメか、、、。
私は空を見上げた。
、、、夜風が気持ちいいな、、、。
こう思えるのも今だけなんだよね、、、?
そう思いながら私はぼーっとしていた。
私は春琉くんが来ることを諦めていた。
その時
ーバンー
屋上の扉が乱暴に開く音がした。
う、嘘。
私は扉の方を見て言葉を失った。
「優季!!」
「、、、春琉くん!」
春琉くんが居た。
おそらく走ってきたのだろう。
春琉くんは呼吸を乱していた。
自分から呼んでおいてだけどまさかこんな夜遅くに来てくれるとは思わなかった。
よ、よかった、、、、。
最後に、、会えた、。
来てくれないと思った、、、。
私は嬉しい気持ちを押し殺し春琉くんに伝える。
「春琉くん、私話がある」
微笑んみながら言う。
「、、、うん」
春琉くんは微笑んでいたが苦しそうな顔をしていた。
多分春琉くんは何かを勘ずいているのだろう。
ごめん、。
そんな顔させてるのは私だよね、。
こんな顔をさせたくて呼んだわけじゃないのに。でも。もうこの未来は変えられない。
「私、、、、もう、ここから居なくなるの。」
春琉くんは黙り込んでいたが分かっていたかのような諦めた顔をしていた。
私は話を続けた。
「今まで避けてごめん。それと最後に話せてよかった。」
避けていたのは、私が居なくても大丈夫な春琉くんになって欲しいから。私が居なきゃみたいに思っているのはおこがましいけど、、。春琉くんには沢山味方がいる。それを分かって欲しかったものある。
それと、、、私の気持ちを春琉くんにぶつけないため。
幽霊に好かれても気持ちを伝えられても困ると思うし、、、。
でもこんなことは春琉くんに言えない。
春琉くんに嫌われてもいい。
でも、春琉くんの幸せを1番に願ってる。
えっと、他に伝えたいことは、、、
「そうだ、凪央のことよろしくね。」
それだけ言って言葉が出てこなかった。
これ以上話したら色々な気持ちを春琉くんに言ってしまいそうだったからだ。
これ以上春琉くんを困らせたくない。
私が黙り込んでいると
「優季」
春琉くんが話し始めた。
なんだろう、?そう思いながら春琉くんの言葉を待っていると春琉くんが真剣な顔をして口を開いた。
「僕優季のことが_____」
私はその言葉を聞き何かを察した。
春琉くん、、、もしかして、私のことが、、、?
私は嬉しい気持ちと聞きたくない気持ちがあった。
春琉くん、、、ダメっ!!
「春琉くんそれ以上言わないで!!」
私は自然と叫んでいた。
春琉くんはびっくりしていた。
私も自分にびっくりしていた。
私、、、叫んだ、?
春琉くんはびっくりしながらも
「なんで、?」
そう言っていた。
私は春琉くんから目を逸らした。
私なんかを好きになったって幸せになれない。
私なんかダメだよ春琉くん。
「私なんかを想っていても幸せになれないよ、、、、。」
俯きながら言う。
2人とも黙っていた。
ど、どうしよう。こんなことになるとは思ってなかったよ、、、。
春琉くんに好かれてるのは嬉しいよ、?でも私をダメだよ、!
そう思っていたら春琉くんの方が揺れる。
どうしたんだろう、?
春琉くんは俯いているから何を考えているのか分からなかった。
声を掛けようとしたその時
「優季に僕の気持ちの何がわかるんだよ!!!」
は、春琉くんがさ、叫んだ、、、、?
し、しかも泣いてる、、、?
びっくりしすぎて何も言葉が出なかった。
春琉くんは私に少し怒りながら口を開いた
「なんで僕の気持ちを優季に伝えちゃいけないわけ?」
た、確かに私が言うのもなんだけど、、、。
春琉くんの為なんだよ、、!
「だって、幸せになんかなれ____」
「うるさい!!!!」
、、え、?
「僕の幸せは僕が決める!!優季が僕の気持ちを話さないでよ!!」
「僕は、僕は、、、、優季の事が好きなのになんで僕の気持ちを否定するわけ!僕は、、、」
「優季が幸せな事が僕の幸せだよ」
春琉くんが微笑みながら言う。
でも、でも、、、、。
は、春琉くんはそれでいいのかな、、、?
そんなことを思っていたとき。
「優季、?!透けて、?!」
春琉くんの焦る声が聞こえた。
、、、、へ、?
自分の体を見てみると少しずつ透けていっていた。
時計を見てみると23時59分になっていた。
私、もう少しでここから居なくなる。
そう思い春琉くんに告げる。
「私もう少しで居なくなるっぽい。」
微笑みながら言う。
ちゃんと微笑めているか分からない。
変な笑顔かもだな、、、。
「う、嘘、、」
春琉くんは絶望したような顔をしていた。
春琉くん、、、。ごめんね、、、。
「優季、。」
春琉くんが私に問いかけてきた。
「僕は優季の気持ちを教えて欲しい。」
え、?でも、、、。
私の気持ちはめいわ____
「優季の気持ちは迷惑じゃないから。優季の本当の気持ちを教えて。」
私は、私は、、、!、
で、でもほんとにいいのかな、?
そう思っていた時光さんの言葉を思い出した。
『余計な事は考えないで自分の気持ちに素直になった方がいいぞ。後悔するのは自分だからな。』
後悔、、、。
やっぱり後悔、したくない、!
「は、春琉くんが、、す、、、好き、です、。」
「でも、でも、、、私はもう居なくなるから、。私の気持ちは春琉くんにめいわ____」
やっぱりこの気持ちは迷惑じゃ、?そう思った時
!!!
「迷惑じゃないから。嬉しいから」
春琉くんはそう言いながら私を抱きしめた。
その間もどんどん私は透けていた。
もう、私、居なくなるんだ。
や、やだ、!!この幸せを離したくないっ、!
そんな時
「優季。」
春琉くんを見る。
春琉くんは幸せそうに微笑みながらこう言ってくれた。
「優季。誕生日おめでとう。」
!!!
私は自然と泣いていた。
春琉くん、私の誕生日知ってたんだ、。
「春琉くん、ありがとう、!!」
その時。
私はヒカリに包まれた。
あ、もうダメだ____。
「優季、!ヒカリが、!!!」
「春琉くん。」
私は泣きながら微笑み
「大好きだよ。」
私はこの世から本当に消える。
それでも、それでも、私はずっと春琉くんのことが大好きだから。
こんな私のことを好きになってくれてありがとう。
春琉くんが世界で1番大好きだよ。私が居なくなっても幸せになってね。
そう思いながら私は春琉くんの前から消えた。
結構ギリギリだな、、、。
夜だしやっぱり春琉くん来れないかな、?
そりゃあそうだよね、!
お母さんだって止めるはず。
こんな夜遅くに外に出るんだから。
最後に春琉くんに会いたかったな、。
もう私消えるんだな、、、。
春琉くんに生きている時に会いたかったな、、、。
今私が生きていたとしても結局会えなかったんだろうな、、、。
って私何考えてるんだろう。
もう過去は変えられないのに。
今後悔したってもう遅いのに。
でも心の中だけでもいいから言わせてください。
この世から消えないで春琉くんと一緒に生きていたかった、、、。
まぁ、こんな事思っていてもダメか、、、。
私は空を見上げた。
、、、夜風が気持ちいいな、、、。
こう思えるのも今だけなんだよね、、、?
そう思いながら私はぼーっとしていた。
私は春琉くんが来ることを諦めていた。
その時
ーバンー
屋上の扉が乱暴に開く音がした。
う、嘘。
私は扉の方を見て言葉を失った。
「優季!!」
「、、、春琉くん!」
春琉くんが居た。
おそらく走ってきたのだろう。
春琉くんは呼吸を乱していた。
自分から呼んでおいてだけどまさかこんな夜遅くに来てくれるとは思わなかった。
よ、よかった、、、、。
最後に、、会えた、。
来てくれないと思った、、、。
私は嬉しい気持ちを押し殺し春琉くんに伝える。
「春琉くん、私話がある」
微笑んみながら言う。
「、、、うん」
春琉くんは微笑んでいたが苦しそうな顔をしていた。
多分春琉くんは何かを勘ずいているのだろう。
ごめん、。
そんな顔させてるのは私だよね、。
こんな顔をさせたくて呼んだわけじゃないのに。でも。もうこの未来は変えられない。
「私、、、、もう、ここから居なくなるの。」
春琉くんは黙り込んでいたが分かっていたかのような諦めた顔をしていた。
私は話を続けた。
「今まで避けてごめん。それと最後に話せてよかった。」
避けていたのは、私が居なくても大丈夫な春琉くんになって欲しいから。私が居なきゃみたいに思っているのはおこがましいけど、、。春琉くんには沢山味方がいる。それを分かって欲しかったものある。
それと、、、私の気持ちを春琉くんにぶつけないため。
幽霊に好かれても気持ちを伝えられても困ると思うし、、、。
でもこんなことは春琉くんに言えない。
春琉くんに嫌われてもいい。
でも、春琉くんの幸せを1番に願ってる。
えっと、他に伝えたいことは、、、
「そうだ、凪央のことよろしくね。」
それだけ言って言葉が出てこなかった。
これ以上話したら色々な気持ちを春琉くんに言ってしまいそうだったからだ。
これ以上春琉くんを困らせたくない。
私が黙り込んでいると
「優季」
春琉くんが話し始めた。
なんだろう、?そう思いながら春琉くんの言葉を待っていると春琉くんが真剣な顔をして口を開いた。
「僕優季のことが_____」
私はその言葉を聞き何かを察した。
春琉くん、、、もしかして、私のことが、、、?
私は嬉しい気持ちと聞きたくない気持ちがあった。
春琉くん、、、ダメっ!!
「春琉くんそれ以上言わないで!!」
私は自然と叫んでいた。
春琉くんはびっくりしていた。
私も自分にびっくりしていた。
私、、、叫んだ、?
春琉くんはびっくりしながらも
「なんで、?」
そう言っていた。
私は春琉くんから目を逸らした。
私なんかを好きになったって幸せになれない。
私なんかダメだよ春琉くん。
「私なんかを想っていても幸せになれないよ、、、、。」
俯きながら言う。
2人とも黙っていた。
ど、どうしよう。こんなことになるとは思ってなかったよ、、、。
春琉くんに好かれてるのは嬉しいよ、?でも私をダメだよ、!
そう思っていたら春琉くんの方が揺れる。
どうしたんだろう、?
春琉くんは俯いているから何を考えているのか分からなかった。
声を掛けようとしたその時
「優季に僕の気持ちの何がわかるんだよ!!!」
は、春琉くんがさ、叫んだ、、、、?
し、しかも泣いてる、、、?
びっくりしすぎて何も言葉が出なかった。
春琉くんは私に少し怒りながら口を開いた
「なんで僕の気持ちを優季に伝えちゃいけないわけ?」
た、確かに私が言うのもなんだけど、、、。
春琉くんの為なんだよ、、!
「だって、幸せになんかなれ____」
「うるさい!!!!」
、、え、?
「僕の幸せは僕が決める!!優季が僕の気持ちを話さないでよ!!」
「僕は、僕は、、、、優季の事が好きなのになんで僕の気持ちを否定するわけ!僕は、、、」
「優季が幸せな事が僕の幸せだよ」
春琉くんが微笑みながら言う。
でも、でも、、、、。
は、春琉くんはそれでいいのかな、、、?
そんなことを思っていたとき。
「優季、?!透けて、?!」
春琉くんの焦る声が聞こえた。
、、、、へ、?
自分の体を見てみると少しずつ透けていっていた。
時計を見てみると23時59分になっていた。
私、もう少しでここから居なくなる。
そう思い春琉くんに告げる。
「私もう少しで居なくなるっぽい。」
微笑みながら言う。
ちゃんと微笑めているか分からない。
変な笑顔かもだな、、、。
「う、嘘、、」
春琉くんは絶望したような顔をしていた。
春琉くん、、、。ごめんね、、、。
「優季、。」
春琉くんが私に問いかけてきた。
「僕は優季の気持ちを教えて欲しい。」
え、?でも、、、。
私の気持ちはめいわ____
「優季の気持ちは迷惑じゃないから。優季の本当の気持ちを教えて。」
私は、私は、、、!、
で、でもほんとにいいのかな、?
そう思っていた時光さんの言葉を思い出した。
『余計な事は考えないで自分の気持ちに素直になった方がいいぞ。後悔するのは自分だからな。』
後悔、、、。
やっぱり後悔、したくない、!
「は、春琉くんが、、す、、、好き、です、。」
「でも、でも、、、私はもう居なくなるから、。私の気持ちは春琉くんにめいわ____」
やっぱりこの気持ちは迷惑じゃ、?そう思った時
!!!
「迷惑じゃないから。嬉しいから」
春琉くんはそう言いながら私を抱きしめた。
その間もどんどん私は透けていた。
もう、私、居なくなるんだ。
や、やだ、!!この幸せを離したくないっ、!
そんな時
「優季。」
春琉くんを見る。
春琉くんは幸せそうに微笑みながらこう言ってくれた。
「優季。誕生日おめでとう。」
!!!
私は自然と泣いていた。
春琉くん、私の誕生日知ってたんだ、。
「春琉くん、ありがとう、!!」
その時。
私はヒカリに包まれた。
あ、もうダメだ____。
「優季、!ヒカリが、!!!」
「春琉くん。」
私は泣きながら微笑み
「大好きだよ。」
私はこの世から本当に消える。
それでも、それでも、私はずっと春琉くんのことが大好きだから。
こんな私のことを好きになってくれてありがとう。
春琉くんが世界で1番大好きだよ。私が居なくなっても幸せになってね。
そう思いながら私は春琉くんの前から消えた。