俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
「ちなみに…そのオトモダチは、スキンシップじたいが嫌いだとかは?」

「いや…したい気持ちは…ある…?らしい」

なるほど。

え?
俺ともしたいと思ってくれてるって事?

「なら大丈夫だ。ちゃんとしたやつと付き合えば問題ない。うまくいかなかったのはそのオトモダチのせいじゃない」

「い、言っとく」

「ああ。そのオトモダチ、誰か気になってる男でもいんのか?」

ちょっと探る。
なにしてんだ俺は。

「いや…ど、どうなんだろ…いる…のかな?」

ん?
なんだこの反応。

「ちなみにどんなやつなわけ?」

「なんか…友達…らしい」

んん?

「気になってるのかわかんない感じ?」

「た、たぶん。なんか、たまにモヤモヤっとするんだって」

モヤモヤ?
< 120 / 268 >

この作品をシェア

pagetop