俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
右手は胸を、左手は脚へとゆっくり移動していき中心をスルッと撫でた。

そして大地の動きが止まった。

え? なにか変だった?
一気に不安になる。

「な、なに…」

「…なんでもない」


お腹の奥が今まで感じた事がない感覚で、ジンジンと熱くなっているような感じがする。

「続けるぞ」

そしてキスをしながら脚の間に入ってきた大地の手は、ゆっくりと動き出した。

恥ずかしくて閉じようとする脚を大地の脚で阻止される。

顔を出した下の蕾をクリっと刺激されれば自然と声が漏れる。

「はぁっ…んっ…」

「気持ちいい?」

こんな感覚は知らない。
今までのはなんだったんだろう。
本当に下手くそばっかだったのかも…

コクっと頷く。

「声。我慢しないで。聞きたい」

ゆっくりと上下に動く指先が、そっと入ってきた。

「んっ…」

「痛い?」

痛くない。
むしろ…

首を振る。
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