俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
〜大地side〜
気を失った美空を横に抱きかかえ風呂からあがり寝室へと運ぶ。
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、一気に喉の奥へ流し込んだ。
そして、寝室に戻って美空の隣に座り身体を少し起こすと口移しで水を飲ませる。
のぼせちまったか…
にしても、美空の色気半端なかったな。
最後までできるんじゃないかと思ったくらいだ。
あいにくゴムの持ち合わせもなかったし、そもそも最初から抱くまでは無理だろうと思い、まずは美空に気持ちよくなってほしくて、ほんの少し慣らすつもりで一緒に風呂に入った。
濡れないと悩んでた美空。
どんなもんかと触れてみれば、そこはしっかりと潤っていた。
おい。
どうなってんだ?
俺には反応するって事か?
そう思ったら嬉しくなった。
美空が俺に身を委ねてくれている。
普段のサバサバとした美空を知ってるからこそ、その喜びもひとしおだ。