俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
スヤスヤと気持ちよさそうに眠る美空。
かわいいな。
オデコにそっとキスを落とした。
美空は想像以上の綺麗なプロポーションで、肌もキメが細かく滑らかでずっと吸い付いていたいくらいだった。
俺の彼女…なんだもんな。
ははは。
浮かれて全然眠くねぇ。
すると、モゾモゾっと美空が動いたと思えば閉じていた目が静かに開いた。
「起きたか?」
「あれ…私…」
「上手にイケたな」
「いっ! ちょ、ちょっと! もう!」
睨まれた。
はは。いつも通りの反応に愛おしさが込み上げてくる。
顔を近づけてそっとキスをすれば、美空は瞳を閉じて素直にこたえてくれた。
こういう時は大人しくなるらしい。
ますますかわいい。
静かに唇を離すと、なぜか睨まれた。
なんで?