俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい


やばいな。

さっきは後ろからだったけど、前からだと目からも情報が入ってきて美空が感じているのがよく見える。

月明かりが部屋に差し込み、美空の透き通るような白い肌が妖艶に浮かび上がる。

吸い上げるように舐め上げ美空を見下ろせば、うるうるとした瞳を揺らし俺を見上げてきた。

たまらずまた唇にキスを落とした。
美空とのキスは極上で、ずっと味わっていたい感覚になる。
タイミングもバッチリだ。
少しおぼつかない動きもまたそそられる。

俺の首に両手を伸ばし、美空も俺を求めてくれてるんじゃないかと思う。

キスをしながら美空の身体にゆっくりと手を這わせれば、くすぐったそうにピクっと反応を示した。

< 139 / 268 >

この作品をシェア

pagetop