俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
そして久しぶりにいとこの翠(すい)を誘ってみれば買い物に付き合ってくれると言う。
やったー!
そして、マンションの前で待っていればバカでっかいホワイトのアメリカ製の高級大型SUVが止まった。
翠の二歳上の兄、丈慈(じょうじ)の車だ。
なんとかして迎え行くって言われたけど、丈慈を連れてくるとは。
「美空! 乗って!」
左の運転席の窓が開けば丈慈が涼しい顔でこちらを向いて、翠が奥の助手席から声をかけてきた。
そして後ろの席に乗り込んだ。
「さんきゅ! 丈慈来てくれたんだね!」
「ああ。ちょうど俺も買い物したかったし。ついでだ」
「ありがとー!」
「美空、オレンジヘアめっちゃオシャレ!」
「ほんとー⁈ へへへ! 良かった」
「なかなか似合ってる。しかしだいぶファンキーな色だな」
丈慈も運転しながらミラー越しに笑っている。
やったー!
そして、マンションの前で待っていればバカでっかいホワイトのアメリカ製の高級大型SUVが止まった。
翠の二歳上の兄、丈慈(じょうじ)の車だ。
なんとかして迎え行くって言われたけど、丈慈を連れてくるとは。
「美空! 乗って!」
左の運転席の窓が開けば丈慈が涼しい顔でこちらを向いて、翠が奥の助手席から声をかけてきた。
そして後ろの席に乗り込んだ。
「さんきゅ! 丈慈来てくれたんだね!」
「ああ。ちょうど俺も買い物したかったし。ついでだ」
「ありがとー!」
「美空、オレンジヘアめっちゃオシャレ!」
「ほんとー⁈ へへへ! 良かった」
「なかなか似合ってる。しかしだいぶファンキーな色だな」
丈慈も運転しながらミラー越しに笑っている。