俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
〜大地side〜
仕事が終わってマンションへつくと、バカでかいホワイトのアメリカ製の高級大型SUVがエントランス前に止まっていた。
するとその車から美空が下りてきた。
そして、運転席からものすごいイケメンの男も下りてきて、なにやら話している。
心臓がドクンドクンと早い動きを始める。
誰だよあの男。
あまりにもその男のオーラが強くて焦る。
兄貴は俺と同じ車種だと言ったから、あの男は別な奴だ。
ふたりのもとへ向かおうとした時男と目が合った。そして一瞬挑発的な笑みを浮かべたと思えば美空の顎を持ち上げキスでもしようとするみたいなそぶりをした。
クソ!
俺の美空に触んな。
慌てて駆け寄る。