俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
するとギロっと睨まれた。
え?
この顔前も見たぞ。
ねだるときの顔だ。
「大地…」
瞳を揺らしながら睨む美空。
まさか…
「…いいの?」
コクっと頷いた。
「いいの。もうずっといいって思ってたよ?」
そなの?
「ずっと、大地とちゃんと繋がりたいって思ってた」
睨みながらめちゃくちゃかわいい事を言う。
本当なんなのこの生き物。
そんな事言われたら…
俺は前に買ってきておいたゴムをパパっと準備した。
くそ。これちっちぇーな。
「痛かったらすぐ言って。我慢すんなよ?」
「わかった…」
美空が少し緊張しているのがわかった。
「大丈夫。ゆっくりするから」
そっと緊張をほぐすようにキスをする。
徐々に深く、吸い付くように味わうようにゆっくりとキスをしながら、脚の間で潤っている入り口を上下になぞる。
やばいな。
落ち着け。
ゆっくりだ。
「いいな?」
コクコクと俺にしがみついて頷く美空を見下ろしながらゆっくりと腰を沈めた。