俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい

合コン

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数日後、スタッフから合コンに誘われた。

なにかと合コンしたがるよねこの子たちは本当に。

「お願いしますって！　ね⁈ この通り！」

拝むように両手を合わせ、キツく目を閉じてお願いされる。
なんでも、急に具合が悪くなって来られなくなった人がいて代理の人を探しているらしい。

「いや、私は…」

お酒は大好きだけど、そもそも私はあまりそういうところは得意じゃない。

泣きそうになりながらウルウルと私を見てくる。

「明日定休日ですし、ね⁈」

「それもそうだけど…」

「いてくれるだけでいいんで！　本当にお願いします！」

必死かよ。
家に帰って、ダラダラしたかったんだけどなぁ。

「わ、わかった。いるだけね！」

ついつい断りきれず了承してしまった。