俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
ヘアメイクが終わり、ドレスに着替えた。

「美空さんヤバい! 綺麗すぎます! やりすぎた!」

「ははは! やりすぎたって何よ」

「これじゃ皆んな美空さんにいっちゃうかもー」

「いやいや。ほら、それなら私もしてあげる」

そして、私も手早くヘアメイクをしてあげた。

「うわー! さすが過ぎます! 別人みたい!」

ははは。喜んる喜んでる。

「もともと綺麗じゃない! ほら、自信もって! 私は端っこで静かにしてるから、頑張って!」

「美空さぁーん。神ですぅー」

そして、他の子たちとも合流して5人でレストランへ向かった。

向かった先はオシャレなレストランで、すでにスーツをビシッと着こなした四人の男性が座って待っていた。

「相手の人たちって?」

「あ、みんな仕事はそれぞれみたいですけど、学生の頃の友人同士らしいですよ!」

「なるほど」

「みんなかっこよすぎません⁈ 緊張してきちゃった」

「ふふふ。大丈夫よ! 綺麗だから! 頑張って!」
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