俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
ダメと言われれば、余計に攻めたくなってしまう。

困ったもんだ本当に。

クッ…締め付けがヤバいな。
ダメとか言ってる美空の身体は、言葉とは裏腹に俺を離さないと絞り取ろうとしてくる。


また美空を仰向けに寝かせると、スラリとした綺麗な脚を持ち上げ俺の口元までもっていき、舌を這わせる。

「やだっ…はぁっ…」

美空は恥ずかしそうに俺を見上げる。

「そのまま俺を見てろ」

絡み合う瞳がより一層熱を帯び最奥まで貫く。
あまりに妖艶な美空の姿に、俺の心臓は激しく脈打ち、もっと繋がっていたいと欲張ってしまう。


その後も、何度も求め合い愛を確かめ合ってお互い眠りにつく頃には外がうっすらと朝を迎えようとしていた。

「美空。愛してる」

オデコにそっとキスをして目を閉じる美空を見下ろす。

俺は美空以外、愛せない。
片時も離れていられないくらいにお前に夢中なんだ。

どんな言葉で伝えればこの気持ちが届くのか。
ヤキモチなんて妬く暇もないくらい愛したい。

やっぱり愛してる。
の一言しかないよな。

キツく抱きしめ俺も目を閉じた。
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