俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
今日から定休日を含めてせっかくの二連休だ。
気持ちを切り替えて、来週からは普通に過ごそう。
ぐるっと自分の部屋を見まわす。
大地の部屋オシャレだったな。
悔しい。
私もオシャレにしたい。
いつになっても対抗心だらけだ。
珍しく朝から目が覚めたし、早速模様替えだ!
またヘアバンドスタイルのまま、とりあえず掃除機をかける。
干物化している自覚はあるけど、掃除は割と好きなのだ。
やる事やって、ちゃっちゃとダラダラしよう。
結局ダラダラすんのかーい。
自分でつっこむ。
「ったく。なんで、なにもしてないのにホコリとかでてくんのよ」
なんてブツブツ言いながら、掃除機をかける。
「はぁー。あちー」
額にかいた汗をTシャツで拭く。
ははは。こういうとこな。
このまま洗濯もしてしまおう。
脱衣所に移動して、着ていたジャージを脱ぐ。
換えのジャージはないので、これまた適当に着替えた。