俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
ソファー移動したいな。

んー。1人でできるかな?

すると部屋のインターホンが鳴った。
モニターを覗けば、大地だ。

げ!
あ、でもちょうどいいのいたわ。
どのみち来週からは普通にしようと思ってたし、いっか!

「はーい!」

インターホンに向かって大声で返事をして、パタパタとスリッパを鳴らして玄関ドアを開けた。

「大地! ちょうど良かった! ちょっと手伝ってよ」

大地の手をとりグイグイ部屋に入れた。


「ちょ! おい! なんだよ!」

「あ、大地! なんか用?」

強引に部屋に連れ込んどきながら、大地の用件を無視していた事に気づいた。

「なんか用? じゃねぇーだろ」

「え?」

「え? って…
お前、散々俺の事避けてたじゃねぇかよ」

あ、なに。
気にしてたの?
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