俺様な彼は愛しい彼女を甘やかしたい
結局、大地もついて来てコンビニで飲み物を買ってまた私の部屋に戻った。

「これ、本当美味しい！」

「そりゃ良かった。どれ、んじゃまた夜迎えくるわ。18時頃でいい？」

「いーよ！　んじゃまた後でねー！」

シュークリームももらったし、ソファも移動できたし、虫もなんとかしてくれた大地。
そして、夜はお酒をご馳走してくれると言う。

普通だと優しいところもあるんだけどな。
何でこないだはあんな態度だったんだか。
お腹空いてたからイライラしてたのかも。
ははは。それだな。

わかりやすい奴め。

そして、なんだかんだ掃除をしたり、スーパーに買い出しに行ったりしていればあっという間に夕方を迎えようとしていた。

急いで、支度をする。

よし。こんなもんでしょう。ちょうど、部屋のインターホンが鳴った。

「今行くー！」

バッグを手に取り、サンダルを履いて玄関ドアを開けた。
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