水無月へ送る詩
◆◆◆エクストラ◆◆◆



未明から雨はまた殴ったように降りしきり、
朝露は凛と咲き誇る紫陽花から静かに垂れ落ちる

陽が差さない時間を合わせてどのくらい経つだろうか、

毎年のように洪水は起き、私は風邪を引く、


でもね、

水の良いところもあるんだよ、


みんなして会社、学校休むから、


元気になってみんな出てきたとき
罪が消えたように明るくなって出社するんだ

水が全部洗い流し、梅雨明けには
夏休みを精いっぱい楽しめるように送りものを
してくれたんだよ。


だ・か・ら 水無月なんで遠慮なく休んじまえ!!


                     F.I.N
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

想いはグランデ より愛を込めて

総文字数/44,528

恋愛(純愛)52ページ

マカロン文庫大賞2024エントリー中
表紙を見る
クノダの物語蜘蛛の糸

総文字数/1,908

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop