好きって気持ち
そして、初めての授業が始まる。

「瀧川さん、1時間目は移動教室だよ。」

そう優しく教えてくれる五十嵐くん。

「うん、わかった!
ありがとう!!」

みんなの流れに着いて行こうとすると、

「結衣ちゃんだったよね?
一緒に行かない??」

いきなりどこかから声をかけられた。

誰が話しかけてくれたのか分からなくてキョロキョロしてると。

「あ、こっちだよ!
急にごめんね。私、麗花っていうの。」

とても元気で可愛い子だった。

本当に一緒に移動してくれて、その途中でいろいろお話しする。

「えっと、麗花ちゃん、よろしくお願いします...。」

ついつい敬語になってしまう私。

麗花ちゃんはそんな私を見て。
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