【移行予定】擬似的なシンメトリー

『献身的な幼なじみと気の合う女友達、相良くんならどっち?』

『ぼくは幼なじみだね』


──恭花の声だ。


『実際、ぼくにも幼なじみがいるけど、やっぱり幼なじみって特別感が強いよね』

『えっ、いるんだ。男子? 女子?』

『どっちも』


俺はラジオを切った。

すやすやと可愛い寝息を立てる絢音の頭に触れる。


「……もう遅ぇよ」

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