醜態



血の雨


ふりそそぐ人間の涙



目には見えない


赤黒い血の色



曇りの日だって


晴れの日だって



いつだって降っている


血の雨



誰にも見える事はない



挫折するまで


地面に這いつくばって涙を流すまで



誰かを恋しいと叫ぶまで


誰にも見えない血の雨


いつしか見える



だが


その時気付いても、もう遅い






この時気付こう



たくさんの人の苦しみを

悲しみを



あなたが気付いた時




やがて虹ができるのさ





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