この生徒会にはウラがある?!
顔以外何の取り柄も無さそうな針山くんに言われた通り、地味な雑用を30分くらいでパパっと済ませ、私は足早に生徒会室を出た。
犬塚くんはずっと寝ていたけど、起きていると何かだる絡みしてきそうで面倒くさいのでそのまま放っておいた。
去り際、九条くんに「お、おおお疲れ様です」と言ってもらえたのだけが癒し。
「はーーあ、一ノ瀬きゅんに会いたい」
会って抱擁くらいはしたい。
そんなことを考えながら歩いていると、いつの間にか普段は通らないような道にたどり着いていた。
そこは私でも分かるくらい禍々しい雰囲気の通りだった。
体格が良くて目つきの悪い怖そうな男の人がたくさんいて、私をジロジロと見ている。
いつもの道に戻ろうと地図アプリを開こうとするけれど、充電がもうないことに気づく。
朝、急いでいたせいだ。
「あ、あのーーー、、、mobile充電器とかって貸してもらえたりします?」
ダメ元で近くにいた比較的マシな男の人に聞いてみる。
「ああ??」
「すっすみません!調子に乗ってすみません!さようなら!!」
ものすごい迫力で凄まれた私は、漏らしそうになり、急いでその場から走って逃げた。
でも、逃げた先でとんでもない光景を見てしまった。
「嘘でしょ、、、」
犬塚くんはずっと寝ていたけど、起きていると何かだる絡みしてきそうで面倒くさいのでそのまま放っておいた。
去り際、九条くんに「お、おおお疲れ様です」と言ってもらえたのだけが癒し。
「はーーあ、一ノ瀬きゅんに会いたい」
会って抱擁くらいはしたい。
そんなことを考えながら歩いていると、いつの間にか普段は通らないような道にたどり着いていた。
そこは私でも分かるくらい禍々しい雰囲気の通りだった。
体格が良くて目つきの悪い怖そうな男の人がたくさんいて、私をジロジロと見ている。
いつもの道に戻ろうと地図アプリを開こうとするけれど、充電がもうないことに気づく。
朝、急いでいたせいだ。
「あ、あのーーー、、、mobile充電器とかって貸してもらえたりします?」
ダメ元で近くにいた比較的マシな男の人に聞いてみる。
「ああ??」
「すっすみません!調子に乗ってすみません!さようなら!!」
ものすごい迫力で凄まれた私は、漏らしそうになり、急いでその場から走って逃げた。
でも、逃げた先でとんでもない光景を見てしまった。
「嘘でしょ、、、」