クールな生徒会長は私にだけ甘すぎる。
体育祭、当日
今日は待ちに待った体育祭です。
体育祭は生徒会長、しょうちゃんの挨拶から始まった。
相変わらずだけど女の子たちは黄色い悲鳴をあげていた。
「100メートル走呼ばれてるよ。」
「あ、今行く。」
私達は指定された五人に横に並んだ。
「こないだはどんな手を使ったのかわかんないけど今日は負けないから。」そう言って、私の隣に立つのはこないだ早いって言われてた子。
「私も負けないよ。お互い頑張ろうね。」
スターターピストルの大きな破裂音とともに私達は走り出した。
「頑張れー。」「七瀬はやいな。」「えみりちゃーん」クラスメイトの声が聞こえる。
私が校庭の真ん中を見るとしょうちゃんが学ランを来て私達の方を見ていた。
「が・ん・ば・れ。」確かにしょうちゃんはそう口を動かした。
私はそのおかげもあってゴールテープを切ることが出来た。
私のあとに走ったみほちゃんも1位をとれたみたい。
「やったね。」
午前の部は終わり、残るは3年生リレーと応援合戦だけだった。
私達のクラスは一年生リレーで見事に1位を取ることが出来た。
足が早い人が結構いて、圧勝だった。
「3年生リレー見どころはやっぱり西園寺さんだよね。」
そういえば、勝ったら話すって何だったんだろう。
「ただいまより3年生クラス対抗リレーを始めます。出場者の入場。」
「キャーーー」と黄色い悲鳴が聞こえる。
5組全部のトップバッターが並んだ。
「確か西園寺さんの組は赤だよね。」そういうのは隣の応援席に座るみほちゃん。
パーンっという音ともに走者が走り出した。
赤のバトンを持った人は一番前を走っていた。
「やっぱり西園寺さんのクラスが優勝かもね。」
最後から2番目の走者にバトンが渡った。
「しょうち、、、西園寺さんのクラス、まだ1位。すごいね。」
もう二番目のクラスとは結構距離が空いている。
私が水筒を取ろうとしたとき、
「あ、赤の人転んじゃった。」とみほちゃんがいった。
私が慌てて顔を上げた頃にはもう二人には抜かされていた。
足をくじいたのか走るのが遅くなってる。
結局しょうちゃんにバトンが渡った頃には4位になってしまっていた。
「西園寺様〜。」「がんばってー。」
そういう声が聞こえてくる。
私も、と思って私は身を乗り出した。
「しょうちゃん、頑張れーー〜!!」
しょうちゃんは、ちらっと驚いたようにこっちをみてスピードを上げて走り出した。
「はやい!これなら抜かせるかも。」
しょうちゃんはどんどん走者を抜かしてって1位でゴールした。
「しゃーーー!」そう行ってしょうちゃんの周りには同じクラスの人が集まってきた。
しょうちゃんはこっちに走ってきた。
「えみり、帰り話したいことあるから、生徒会室にきて。」
そうだけ言ってしょうちゃんは行ってしまった。
「えー、みー、りー?どういう事ぉ〜〜??」
あ、みほちゃんには話してなかったんだった。
「あ、〜〜〜〜〜」私はすべてを話すことにした。
「えー。なんで教えてくれなかったの?てか、それ絶対、告白の流れじゃん。」
「そうなのかな。でも、しょうちゃんは私のこと幼なじみとしか見てないと思うよ?」
「本人が言ったわけじゃないでしょ。それなら、気合を入れて行かないとね。えみりちゃんも西園寺さんのこと好きなんでしょ。」
なんか、告白されるって流れになってるんだけど。。。
「うん。」
「じゃあ、放課後生徒会室行く前に私がちょっとメイクしてあげる。」
「え、でも告白じゃなかったら?」私が心配そうに言うと、
「その時はえみりから告白しちゃえばいいじゃん。」
そうだよね、しょうちゃんの彼女になりたい。
頑張ろう。
「今日最後の種目、応援合戦が始まります。生徒は指定の席についてください。」そうアナウンスが入った。
私達はクラスの人達が集まってる方に行き、座った。
「応援団の入場です。」
ドドドドドという太鼓の音とともにしょうちゃんたちが入場してきた。
「わあ、しょうちゃん。かっこいい。」
私は思わず声に出してしまった。
しょうちゃんはいろんな踊り(?)をかっこよくやりとげた。
もちろん女の子達はそれを見過ごすはずもなく、絶えず叫び声が聞こえる。
「西園寺さんの人気はすごいね。まああの顔面で運動できて勉強もできるんだから当たり前よね。えみりも敵多いな〜。まあえみりちゃんが一番可愛いけど。」
んん??まあみほちゃんが味方でいてくれて心強いな。
「よし。ちょっとメイクするからこっち向いて。」そうみほちゃんが言ってから3分ほど。
私は鏡に写った自分の顔を見て驚いた。
「すごい。めっちゃかわいい!」
「でしょ!もとが良いからだよ。メガネも外してね。」
「わかった。」
私は生徒会室に向かうことにした。
体育祭は生徒会長、しょうちゃんの挨拶から始まった。
相変わらずだけど女の子たちは黄色い悲鳴をあげていた。
「100メートル走呼ばれてるよ。」
「あ、今行く。」
私達は指定された五人に横に並んだ。
「こないだはどんな手を使ったのかわかんないけど今日は負けないから。」そう言って、私の隣に立つのはこないだ早いって言われてた子。
「私も負けないよ。お互い頑張ろうね。」
スターターピストルの大きな破裂音とともに私達は走り出した。
「頑張れー。」「七瀬はやいな。」「えみりちゃーん」クラスメイトの声が聞こえる。
私が校庭の真ん中を見るとしょうちゃんが学ランを来て私達の方を見ていた。
「が・ん・ば・れ。」確かにしょうちゃんはそう口を動かした。
私はそのおかげもあってゴールテープを切ることが出来た。
私のあとに走ったみほちゃんも1位をとれたみたい。
「やったね。」
午前の部は終わり、残るは3年生リレーと応援合戦だけだった。
私達のクラスは一年生リレーで見事に1位を取ることが出来た。
足が早い人が結構いて、圧勝だった。
「3年生リレー見どころはやっぱり西園寺さんだよね。」
そういえば、勝ったら話すって何だったんだろう。
「ただいまより3年生クラス対抗リレーを始めます。出場者の入場。」
「キャーーー」と黄色い悲鳴が聞こえる。
5組全部のトップバッターが並んだ。
「確か西園寺さんの組は赤だよね。」そういうのは隣の応援席に座るみほちゃん。
パーンっという音ともに走者が走り出した。
赤のバトンを持った人は一番前を走っていた。
「やっぱり西園寺さんのクラスが優勝かもね。」
最後から2番目の走者にバトンが渡った。
「しょうち、、、西園寺さんのクラス、まだ1位。すごいね。」
もう二番目のクラスとは結構距離が空いている。
私が水筒を取ろうとしたとき、
「あ、赤の人転んじゃった。」とみほちゃんがいった。
私が慌てて顔を上げた頃にはもう二人には抜かされていた。
足をくじいたのか走るのが遅くなってる。
結局しょうちゃんにバトンが渡った頃には4位になってしまっていた。
「西園寺様〜。」「がんばってー。」
そういう声が聞こえてくる。
私も、と思って私は身を乗り出した。
「しょうちゃん、頑張れーー〜!!」
しょうちゃんは、ちらっと驚いたようにこっちをみてスピードを上げて走り出した。
「はやい!これなら抜かせるかも。」
しょうちゃんはどんどん走者を抜かしてって1位でゴールした。
「しゃーーー!」そう行ってしょうちゃんの周りには同じクラスの人が集まってきた。
しょうちゃんはこっちに走ってきた。
「えみり、帰り話したいことあるから、生徒会室にきて。」
そうだけ言ってしょうちゃんは行ってしまった。
「えー、みー、りー?どういう事ぉ〜〜??」
あ、みほちゃんには話してなかったんだった。
「あ、〜〜〜〜〜」私はすべてを話すことにした。
「えー。なんで教えてくれなかったの?てか、それ絶対、告白の流れじゃん。」
「そうなのかな。でも、しょうちゃんは私のこと幼なじみとしか見てないと思うよ?」
「本人が言ったわけじゃないでしょ。それなら、気合を入れて行かないとね。えみりちゃんも西園寺さんのこと好きなんでしょ。」
なんか、告白されるって流れになってるんだけど。。。
「うん。」
「じゃあ、放課後生徒会室行く前に私がちょっとメイクしてあげる。」
「え、でも告白じゃなかったら?」私が心配そうに言うと、
「その時はえみりから告白しちゃえばいいじゃん。」
そうだよね、しょうちゃんの彼女になりたい。
頑張ろう。
「今日最後の種目、応援合戦が始まります。生徒は指定の席についてください。」そうアナウンスが入った。
私達はクラスの人達が集まってる方に行き、座った。
「応援団の入場です。」
ドドドドドという太鼓の音とともにしょうちゃんたちが入場してきた。
「わあ、しょうちゃん。かっこいい。」
私は思わず声に出してしまった。
しょうちゃんはいろんな踊り(?)をかっこよくやりとげた。
もちろん女の子達はそれを見過ごすはずもなく、絶えず叫び声が聞こえる。
「西園寺さんの人気はすごいね。まああの顔面で運動できて勉強もできるんだから当たり前よね。えみりも敵多いな〜。まあえみりちゃんが一番可愛いけど。」
んん??まあみほちゃんが味方でいてくれて心強いな。
「よし。ちょっとメイクするからこっち向いて。」そうみほちゃんが言ってから3分ほど。
私は鏡に写った自分の顔を見て驚いた。
「すごい。めっちゃかわいい!」
「でしょ!もとが良いからだよ。メガネも外してね。」
「わかった。」
私は生徒会室に向かうことにした。