クールな生徒会長は私にだけ甘すぎる。
今日の4限は体育だったから、私たちのクラスはグラウンドへ向かっていた。
「ねえちょっとあなた、七瀬えみりさん?」ちょうど階段に通りかかったときだった私たちより背の高い、高3ぐらいの女の人が私達に話しかけてきた。
「えみりに何のよう?」返事をしたのは私の隣に立っていたみほちゃんだった。
「自分の立場がわかってないみたいだからちょっと教えてあげようと思って。西園寺様と一緒にいたみたいだけど、勘違いしないで。西園寺様はあなたみたいな地味メガネが一緒にいていいようなひとじゃないのよ。」
私だって自分がしょうちゃんと釣り合ってないことぐらい分かってるよ。
「あなたには関係ないでしょ、えみりと西園寺さんがどんな関係であろうと。西園寺さんの彼女でもないくせに。」
「うるさいわね。私は今七瀬えみりに話しかけてんのよ。あんたには関係ないわ。」
そう言って女の人はみほちゃんを階段から突き飛ばした。
「みほちゃん。」気づくと私の体はは階段の方に飛び出していた。
そのままみほちゃんを抱えた私はスタッと下の階に着地した。
「私に用があるなら私に言って。みほちゃんに危害を与えたらただじゃ置かないから。」
そう女の人をキッと睨みつけると良いタイミングでチャイムがなった。
「放課後、屋上に来なさい。」そう言って女の人は歩いていった。
「みほちゃん、大丈夫?ごめんね。」
「いや、ありがとう。えみりちゃん運動神経いいんだね。呼び出されちゃったね、どうするの?」
「うーん、なんとかなるでしょ。それより、四時間目、始まるよ。」
私達はそのままグラウンドへと進みだした。
「ねえちょっとあなた、七瀬えみりさん?」ちょうど階段に通りかかったときだった私たちより背の高い、高3ぐらいの女の人が私達に話しかけてきた。
「えみりに何のよう?」返事をしたのは私の隣に立っていたみほちゃんだった。
「自分の立場がわかってないみたいだからちょっと教えてあげようと思って。西園寺様と一緒にいたみたいだけど、勘違いしないで。西園寺様はあなたみたいな地味メガネが一緒にいていいようなひとじゃないのよ。」
私だって自分がしょうちゃんと釣り合ってないことぐらい分かってるよ。
「あなたには関係ないでしょ、えみりと西園寺さんがどんな関係であろうと。西園寺さんの彼女でもないくせに。」
「うるさいわね。私は今七瀬えみりに話しかけてんのよ。あんたには関係ないわ。」
そう言って女の人はみほちゃんを階段から突き飛ばした。
「みほちゃん。」気づくと私の体はは階段の方に飛び出していた。
そのままみほちゃんを抱えた私はスタッと下の階に着地した。
「私に用があるなら私に言って。みほちゃんに危害を与えたらただじゃ置かないから。」
そう女の人をキッと睨みつけると良いタイミングでチャイムがなった。
「放課後、屋上に来なさい。」そう言って女の人は歩いていった。
「みほちゃん、大丈夫?ごめんね。」
「いや、ありがとう。えみりちゃん運動神経いいんだね。呼び出されちゃったね、どうするの?」
「うーん、なんとかなるでしょ。それより、四時間目、始まるよ。」
私達はそのままグラウンドへと進みだした。