【改稿版】あなたと紡ぐ、永遠の愛は奇跡でした。
私は朝ごはんのパンを食べた後、シャワーを浴びた。
「課長、シャワーありがとうございます」
「ああ、着替えたら先に行ってていいぞ。 俺はちょっと寄るとこがあるから、そっちを済ませてから行くから」
「はい、分かりました。……では、失礼します」
私は課長をバスルームで見送ると、仕度を整えて会社へと向かった。
「おはようございます」
会社に出勤すると何人か来ていて、それぞれ仕事を始めていた。
私はパソコンを開き、すぐに仕事を始めた。 メールボックスを開き、メールの内容を確認していると、「ごめん。 悪いんだけどこれ、コピーして課長に渡してくれる?」と資料を渡される。
「了解です」
資料を受け取った所で、「おはよう瑞紀」と沙織が出勤してくる。
「おはよう沙織。今日は遅いね」
「ちょっと寝坊したの。 見てよこれ、寝癖直んないの〜」
と寝癖を見せてくる。
「アハハッ……ヒドイね。ボサボサだよ」
「でしょ? 後で手ぐしスプレー貸して」
「いいよ。昼休みでもいい?」
そう聞くと、「でも私今日、昼休みに会議入ってるのよ。 それまでには、出来ればなんとかしたいのよね」と言われたので、「了解、分かった。 タイミング見て渡すね」と答えた。
「悪いわね。助かる」
「ううん」
パソコンを開いた沙織は「それにしても課長、今日は遅いわね? いつもならもう来てるのに」と課長のデスクに目を向ける。
「確かに、そうだね」
家を出る時に、寄る所があるとか言っていたけど、寄る所ってどこなんだろう?
確かに、ずいぶん遅いけど……。