【改稿版】あなたと紡ぐ、永遠の愛は奇跡でした。
「ん……恭平、さんっ」
バスルームに響く厭らしい声が、お互いの理性を掻き乱していく。
「瑞紀のここ、かわいい」
「や、ダメッ……ですっ」
課長ってこんなに情熱な人だっただろうか……と思いしらされる。
課長の唇が、課長のその身体が、私が欲しいと訴えているのかわかる。
触れられた所が熱くて、そして気持ちよくて、さぐに快感に渦に巻き込まれていく。
「恭平さん……もう、欲しいです……」
「もう俺が欲しいのか? 瑞紀の身体は正直だな」
「もう……恥ずかしいっ」
課長は私をお姫様抱っこして持ち上げると、私の身体をバスタオルで少し拭く。
濡れた髪のまま私をベッドへと押し倒して、激しく啄むようなキスをする。
「瑞紀、好きだよ」
「私も……好きです」
少し愛撫をしてから、避妊具を纏った課長は、私の中にゆっくりと入ってきた。
「っ……あっ」
課長の身体の重みが奥深くに留まってきて、甘い声が自然と漏れてしまう。
「瑞紀、動くぞ」
「うん……っ」
ゆっくりと私の身体を上下に動かしながら、課長は私への熱情をぶつけてくる。
そこに乗った愛おしさの熱情を感じて、私は課長の背中に腕を回して、課長を身体の中の深くまで感じていく。
「あっ……」
気持ちよくて意識が飛びそうになる。 段々と激しく揺れる身体の圧で、ベッドのスプリングが激しくギシギシと音を立てていく。
身体が激しく動く度に、課長が中で締め付けてきて、私自身の理性のリミッターもたかが外れていく。
「っ、みず、きっ……」
「恭平、さんっ……もっと、もっとほしい」
気が付けば課長のことを深く求めている私は、もう課長なしでは生きていけないんだと実感する。
課長の身体も課長の心も、全部私で埋め尽くしたいと願ってしまう。