【改稿版】あなたと紡ぐ、永遠の愛は奇跡でした。
「前に言っただろ。瑞紀のことならなんでもわかるって」
「えっ……あっ」
は、恥ずかしい……! 穴があったら入りたい!
「じゃあ瑞紀のお望みど通り、今から俺が瑞紀のこと、たくさん可愛がってやるか」
課長は怪しくニヤリと微笑んでいる。
「……は、はい」
そして課長は家に着くなり、すぐに私を寝室のベッドの上に押し倒した。
「……んっ」
私はすぐに課長の甘いキスに溺れていく。 唇を重ねながら、私の着ていたシャツのボタンを器用に外していく課長のその手が少し強引だった。
「待って課長……まだシャワー、浴びてないですよ……?」
そう言って課長の手を掴んだのに、課長は「シャワーなんか浴びなくても、瑞紀は充分キレイだから」と言ってシャツのボタンを全部外した。
「で、でも……」
「俺は今すぐにでも、瑞紀が欲しい」
私の耳元でそう囁いた課長には当然勝てるはずもなくて、そのままどんどん課長の甘美な身体に流されていってしまう。
付けていたピンクのレースのブラジャーのホックを素早く外され、ベッドの下に投げ捨てられた。
私の上半身に身に着けていたものは無くなったせいか、恥ずかしさがこみ上げてきてしまう。
課長の上半身も露になっていて、さらに緊張とドキドキが増して行く。
課長とは何度もこうして身体を重ね合っているというのに、未だにこの恥ずかしさは拭いきれない。
どうしたらいいのだろうか。
「瑞紀……キレイだ」
「恭平さん……っ、んっ」
課長は私の首筋に吸い付くようにキスをした。
「きょっ……へいさんっ」
課長に触れられた部分全てが熱を持って、次第に熱くなっていく。