〜THE END OF MEE〜
事務所の二人がいる部屋へ足を進め、私たちは見つけました。


怪しい二人組…



二人の顔はそれはもう不細工で一人はガタイのいい大男、もう一人は悔しいです!と変な顔をする芸人にそっくりでした。


ぷっと笑ってしまいそうでしたが、そこは我慢。



私たちは怪しい二人組の会話に耳を澄ませました。



…ですが、私の父が二人組の部屋から見えていました。


案の定見つかり、二人組は血相を変え、なんと銃とナイフを持ち出してこちらに近づいてきました。



『誰だおまえら!!』



「父さんの馬鹿!逃げるよ!」


「急げ!!」



明らかにピンチでした。


ですが、これから起こることに比べれば、まだまだそれは序章にすぎなかったのです。



私と父は走りました。


事務所の狭い廊下をくぐり抜け、必死にあの怪しい二人組から逃げました。


ですが、いきなり目の前に暗い影が…













「ぅわぁぁああっ!!」



目の前には、ニメートルはありそうな…


ピエロが…





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