恋するキミが可愛くて。
「キャー!!絵梨様よ!!」
「今日もお美しい…。」
あ、来た。
よく毎日懲りずにくるな…。
そう思いつつも愛想いい笑顔を作る。
私の周りにベタベタとくっついてくる女の子達。

はいはい、ありがとね。今日も私は美しいですよ。
はあ…、全く呆れるわ。
そんなに騒いで何が楽しいのよ?
なんて、冷たすぎるかな?

私、高校二年生の高山絵梨は超豪邸に住む、お金持ち。
小さい頃から、お母さんに勉強を叩き込まれテストではいつもトップ。
お父さんには、とにかく運動神経を叩き込まれ体育の成績はいつも、AA。
ていうか、普通はAまでなのに私だけ特別にAAまである。

いいのか、悪いのか、私は小さい頃からひいきされてるったらありゃしない。
そして、運良く容姿は人並みに整っており、今までに告白された回数も数え切れないほど。
最初の頃は喜んでいた。みんなより私はすごいんだって。
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