今夜キミの温もりと。
「…わかった…いいよ」


「マジ⁉︎ありがと!あそこのカフェ行こ!」



力なく言った、私の言葉に翔は満面の笑顔で答えた。


なんか、色々ツッコミどころが多すぎて、どこからツッコめばいいか、わからない。

そもそも、『わかった』って、言っただけでそんな喜ぶ?



あと、カフェって、女子みたいだし…。

そこのカフェだったら、友達にも見つかるでしょーが。

なのに、行く気満々で、前を歩いている翔。




めんどくさくなった私は、黙ってついていくことにした。


< 12 / 83 >

この作品をシェア

pagetop