今夜キミの温もりと。
カラランコロン
ドアの音を聞いた、数人の店員さんが「いらっしゃいませー」と声を発した。
こんな場所久しぶりだな…。
「はぁ…、ここに来るだけで超疲れたんだけど…!翔のせいだからね…‼︎」
私達は、店内のイスに腰掛ける。
今、ここに来る途中に翔の知り合いらしい、五歳ぐらいの男の子が翔に遊んでとわがままを言い、
小さい子に甘い翔は、断れず公園で遊んでしまった。
マジで、翔がおじいちゃんみたいになってた。
そして…、やっと行けると思ったのにその子と別れたあと、
私の帽子が吹っ飛んで、翔が走って取りに行ってくれたんだけど…、
はぐれちゃっい、なんとか合流できた私達がここにいる。