今夜キミの温もりと。
優馬こと、谷辺優馬。



私と同じく、高二。



違う高校に通っているけど、

中学が一緒で高二の春…、

つまり最近、告白されて付き合うことになった。




凄く嬉しくて、付き合い始めたら、

どんどん好きになった。



…もちろん、不登校のことは、内緒。



バレたら、不登校の女と付き合いたくないって、

思われるかもしれないから、

それを考えると秘密にするしかなかった。


「百合ー⁉︎勉強もやりたくないなら、せめて片付けぐらいしたらどうなの?」



やることもない、ダルい。

めんどくさい。




そんな私をお母さんは、心配してくれているのだろう。




…仕方ない。


自分の部屋の掃除でもするか…。


私は、面倒くさいけど、片付けを始めた。
















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