今夜キミの温もりと。
なんか、翔のことだし本当に叶えてくれそうな気がした。



って言ってももう叶えてくれているんだけどね。





これからも叶えてくれたら、私めっちゃくちゃ幸せになれる気がするなぁ。





「ああ、いいぞ。


…ほら、寒いだろ。


家の中、入れよ」






「ねー、約束してよ。


私を笑顔にすること。


後さ、これからもずっと私のそばにいることも。

約束して」




「…ああ。

もちろん」




「じゃあ、おやすみ。

色々ありがとね」



「どういたしまして。

じゃーな」 




翔は、スタスタと歩いて行った。



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