僕の電池
プロローグ




−−−−ここは?


周りを見回しても、何も見当たらない
私は夢を見ているようだ



「ゆめかちゃん?ゆめか?ゆーめーちゃんっ!!」


後ろから、おどけたように話し掛ける声が聞こえる

振り向くと、



「僕がゆめかちゃんを迎えに行くから」


顔がよく見えないけど、何故か懐かしいような気がした


「誰…?」




「僕?僕は−−−−−----」


何か言いかけたようだけど、急に目の前が真っ暗闇になり、





夢はそこで途切れた



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