これからもキミと一緒に居たいから。

ノート渡し!

ーコンコンー

「失礼します、!」
私はそう言い病室のドアを開けた。
入ってすぐに律樹くんと目が合った。
律樹くんは少し不思議そうにしていた。
「琉斗達は居ないのか?」
、、、あ、そっか、!!
「今日は私だけ来たんだよね、!」
、、、もしかして迷惑だったかな、??
そう思いながら律樹くんを見ると少し考え込んだ様子だった。
、、、やっぱり迷惑だった、?!
そうだよね、!記憶に無い人が一人で来てるんだもん、!!
帰った方がいいかな、?!でもすぐ帰ったら変だよね、?
あ、ノートだけ渡して帰ろう、!!!
「あ、あのね、!」
私は律樹くんにそう言い、私はカバンの中からノートを取り出した。
律樹くんを見ると不思議そうに私を見ていた。
「こ、これ、!今日の授業内容載ってるノートなんだけど、渡しとくね、!!今使わくても今後使えると思うし、!!」
少し早口になりながらそう伝える。
律樹くんはぽかんとしながら私を見ていた。
、、、やっぱり迷惑だった、?!
やめといた方が良かったのかな、??
うぅ、と私が唸っていると律樹くんは私の手からノートを取る。
「小山、ありがと」
と律樹くんは少し微笑みながら言ってくれた。
お、お世辞言ってくれてるのかな、??
「あ、あの、使わなかったら捨ててもいいから、!!」
私が律樹くんから目を逸らしてそう言う。
「いや、捨てない。逆に助かる。ありがと」
それだけ言うとまた律樹くんは考え込んでいた。
、、、?何かあったのかな、???
「律樹くん、何かあったんですか?」
私はついそう聞いてしまった。
律樹くんはハッとしながら私を見ていた。
あ、これ聞かない方が良かったやつ、?!
「あ、別に無理に言わなくていいので、!!」
私は少し焦りながら律樹くんに言った。
「、、、なぁ」
律樹くんは真剣な顔をしながら私の目を見つめた。
な、なんか、、、目、逸らせないよ、!!!
「な、なんですか、??」
私は少し不安になりながらも恐る恐る律樹くんに聞く。
「俺たちって恋人だったのか??」
、、、ん、??
今、、、律樹くん、、、なんて、??
恋人、、、あぁ、、、なんだ。恋人か、、、。
恋人、、、って
「えぇぇぇぇぇぇぇえ?!?!?!」
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