これからもキミと一緒に居たいから。

愛菜ちゃん

早く帰らないとな、!!
そう思いながら私は早歩きで帰ろうとした時
「結花ちゃん!!!」
、、、え!
「愛菜ちゃん!!どうしたの??」
愛菜ちゃんが私を呼び止めた。
久しぶりに会うな、!!!
私がそんなそとを思っていると愛菜ちゃんは詰め寄って来た。
「結花ちゃん!!律樹さんの病室から話し声聞こえたけど律樹さんもしかして目覚めた?!?!」
、、、あ、そっか!言ってなかった!!!
「実は数日前に目覚めてて、!!」
私がそう言うと愛菜ちゃんは少し嬉しそうに安心していた。
「結花ちゃん良かったね、!!!安心だ〜!!!」
愛菜ちゃんは自分の事かのように喜んでくれた。
「うん!ほんとに安心だよ、!!!これからは仲良くなるために私は頑張るけどね!!」
私がそう言うと一瞬沈黙が続いた。
、、、ん???
「、、、ねぇ、結花ちゃん、、、もしかしてだけど律樹さんさ、、、、記憶喪失、?」
、、、あれ、?言ってなかったっけ、??
「うん、!そうだよ、!!だから早く仲良くなりたいって思ってる!!」
「待って、全然安心じゃない、!!!結花ちゃん大丈夫なの、???」
愛菜ちゃんめっちゃ心配してくれてるな、、、。
でも
「全然大丈夫!!目が覚めただけでよかったよ、!!でも私の事だけ覚えてないのが謎なんだけどね、!!」
「、、、え、結花ちゃんの事だけ覚えてないの?!」
愛菜ちゃんはびっくりしたようにそう言った。
「うん、。なんでなんだろうね、、、、。」
「でもまぁ大切な記憶ほど忘れるって可能性もあるし!!大丈夫って保証はないけど今まで通りしてればいいと思う。無理に思い出させるのもストレスになっちゃうかもだし!」
愛菜ちゃんは安心させてくれるように微笑んで言ってくれる。
「そうだよね!でも律樹くんは早く思い出したいみたい、!!」
無理に思い出さなくてもいいんだけどな、!!
「まぁ、それは本人の気持ちによるからね!結花ちゃんがしたいようにしたらいいと思うよ!」
愛菜ちゃん優しいな、、、。
私は愛菜ちゃんの優しさをかみ締めていた。
って帰らなきゃ!!!
「愛菜ちゃん!私そろそろ帰るね!!」
お母さんに心配かけちゃってるかも、!!
私はそう思いながらスマホを見るとお母さんからメッセージが来ていた。
「そうだよね!!早く帰りな!!ごめんね!呼び止めて」
「ううん!大丈夫だよ!!じゃあまたね!!」
私はそう言い早歩きで病院を出た。

早く帰らないと〜!!!!
私は少し焦りながらダッシュで帰った。
「、、、見つけた。」
そんな不穏な影に気づかずに
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