これからもキミと一緒に居たいから。

異様な空気

沙希ちゃん達仲直り出来たかな、、、??
まぁ、大丈夫だよね!!
私は学校に着き靴を履き替えていた。
というか沙希ちゃんにメールしたけど連絡無かったな、、、。
既読もついてないし、!!!
大丈夫だったか聞いたんだけどな、、、。
私はそんなことを思いながら教室へ向かった。

「おはようございます」
私がそう言い教室に入るとクラスメイトたちの目線が私の方に向く。
、、、ん、??私なんかしちゃった、???
そう思っていたがすぐに私から視線を逸らしみんな同じ方を見ていた。
何かあったのかな、??
私はそう思いみんなの目線の先を見たら機嫌が悪そうな沙希ちゃんと落ち込んでいる様子の琉斗くんがいた。
、、、へ???
これは、、、どういう状況だ、?
あれ?仲直り出来たんじゃないのかな、???
私はそう思いながら自分の席に行き、鞄を置いてから沙希ちゃんに話しかけることにした。
「さ、沙希ちゃん、?仲直り出来たんじゃ、、、??」
私がそう小声で沙希ちゃんに聞くと
「ゆ、結花〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
と沙希ちゃんは泣きそうになりながら私を見上げた。
ん〜?!?!
「さ、沙希ちゃん、!!な、何があったの、???」
私がそう聞くと拗ねたように琉斗くんを一瞬見て
「結花〜!!聞いてよ〜!!空き教室行こ〜、、、!」
いつもの沙希ちゃんじゃない、、!!!
私はいつもの元気な沙希ちゃんではなく少し落ち込んだような怒っているような沙希ちゃんに戸惑ってしまう。
そしてそのまま沙希ちゃんに腕を引っ張られ空き教室へと向かった。


「、、、えっとそれで何があったの、??」
空き教室に着くなり沈黙が続く中私は沙希ちゃんに話しかけた。
「結花〜!!聞いてよー!!!昨日の出来事〜!!!」
沙希ちゃんは目をうるうるさせながら私に話した。
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