これからもキミと一緒に居たいから。

クラゲ

「、、、。」
「、、、。」
か、会話がない、!!!!
き、気まずい、!!!!
いやまぁそうだよね?!?!だって記憶にない相手と2人で水族館まわるって、、、。話すことないよね、、、。
うぅ、、、、。
どうしたら話せるかな、、、。というか沙希ちゃん達大丈夫かな、???
私がそんなことを思っているとひとつの水槽を見つけた。
あ、、、、クラゲ、!!!!
可愛い、、、私の好きなクラゲだ、!!!!
写真撮りたいな、、、。
私はそう思いながらボーッとクラゲを見ていた。
「小山、クラゲ好きなのか?」
不意に律樹くんが私にそう問いかけた。
「あ、!うん、!!クラゲ好きなんだよね、!」
私は話しかけられたのにびっくりしながらも答える。
「写真撮るか?」
、、、へ?
「い、いいんですか?!?!」
私が食い気味に律樹くんに言う。
「別に俺の許可いらないだろ」
、、、あ、そっか、!!!
「じゃ、じゃあ撮らせて頂きます、!」
私はそう言いクラゲにカメラを向けた。
クラゲって動き可愛いんだよね、、、。
ふわふわ〜って!!
私がそんなことを思いながらクラゲに微笑んでいると

ーパシャー

そんな音が隣から聞こえてきた。
へ、???
私は音のした方を見ると律樹くんが私にスマホを向けていた
な、ななな、、、今、撮ってた、???
「今、撮りました、???」
私がそう恐る恐る聞くと律樹くんは頷いた。
は、恥ずかしい、、、。
律樹くんは少し意地悪そうな顔をして
「クラゲに微笑んでる小山が可愛くてつい」
「?!?!?!」
か、かわ、?!?!
私は律樹くんが発した言葉でぼっと顔が熱くなった。
い、今可愛いって、、、!可愛いって、!!
絶対私今、、、。
「小山、顔真っ赤」
いたずらに成功したように私を見ていた。
ですよね、?!
真っ赤にもなるよ〜!!!
不意打ちはずるい、!!!
私はそう思いながら顔を手で覆った。
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