これからもキミと一緒に居たいから。
7

最悪な事実

__ッ__ピッ__ピッ__ピッ__
、、、なんの、、、、音、、、??
私は不思議に思いながら目を開ける。
真っ白な天井。周りを見渡す。
、、、あぁ、、、。そうだ、、、、。
私、崖から落ちて、、、。

ーガラガラー

そんなドアが開く音がした。
「__っ結花、!!!」
ドアの方を見るとお母さんがびっくりしたように固まって私を見ていた。
「お母さん、、、。」
そんな私の呼び掛けにお母さんは我に返ったように動き出した。
「お医者さん呼んでくるから!!」
それだけ言うとお母さんは病室を出た。
、、、私さっきまで夢見てたよね、、、。
確か、、、昔の、、、
、、、っあ、!!!
私はなんの夢を見ていたか分からなかったが思い出した。
昔も崖から落ちて、!!!
そうだ。落ちてる時に昔の記憶が思い出して、、、。
私は何もかも思い出した。
というか律樹くん大丈夫かな、??
大丈夫であって欲しい、、、。私はそれを願うだけだった。

ーコンコンー

「入りますよ」
それだけ言うと医者とお母さんが私の病室に入ってきた。
「自分の名前は分かりますか?」
「小山結花です、、」
「じゃあこの人は?」
お医者さんはお母さんを指さした。
「えっと、お母さんです、、」
「記憶は大丈夫そうですね。他にも検査をしてもらいます。明日になりますが大丈夫ですか?」
お医者さんはお母さんと私にそう聞く。
私達はすぐに頷いた。
「分かりました。」
それだけ言うと忙しそうにお医者さんは病室を出た。
「結花、崖から落ちたの分かる??」
「、、、うん、。」
全部覚えてるよ、、、。
お母さんには思い出したこと早く言わなきゃ、、、。
「お母さん。昔のこと全部思い出したよ。」
私はお母さんにそれだけ言う。
お母さんはびっくりしていたが何も言わずに微笑んでくれた。
ってそれより律樹くんの状態聞かなきゃ、!!
「お母さん!!!律樹くんは?大丈夫なんだよね、??」
少し不安になりながらお母さんが答えてくれるのを待つ。
私はお母さんが笑顔で大丈夫だよ。そう言ってくれると思っていた。だがお母さんは悲しそうな顔をしながら話す。
「結花。これから聞く話は辛いかもだけど聞ける?」
、、、え、?
律樹くん、何かあったの、??
でも、受け止めなきゃ、、、!!
「、、、うん。」
嫌な予感がしながらも頷いた。
お母さんは大きな深呼吸をして私を見つめ話し始めた。
「あのね。律樹くんはまだ目を覚ましてないの。」
「、、、え、?」
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