これからもキミと一緒に居たいから。

律樹くんのお母さん

もう少しで退院か、、、。
私はリハビリが終わり、明日退院することになっていた。
私何日律樹くんに会ってないんだろう、、、?
律樹くんの部屋に行くことって可能なのかな、??
行けたら行きたいな、、、。
看護師さんに聞いてみようかな、、、?
私は看護師さんに聞くことにし、部屋を出た。
看護師さんどこにいるかな、、、??
そう思いながら探していたら
「橋本律樹の母です。」
そんな声が聞こえてきて声が聞こえてきた方を見ると看護師さんと話している律樹くんのお母さんがいた。
お、お久しぶりだ、、、。
記憶が無くなってから会ってないもんね、、、。
そんなことを思っていると律樹くんのお母さんが先に行ってしまう。
あ!行っちゃう!!ってそれより看護師さんに聞いた方がいいかな、??
私はそう思い律樹くんのお母さんと話していた看護師さんに声をかけた。
「あの、!!」
「結花さんどうしましたか??」
「えっと律樹くん、、、橋本律樹さんに会いたいんですけどダメ、、、ですかね、?」
ってどう考えてもダメじゃ、、、??な、何やってるんだろう私、、、、。
ダメと言われると思っていたら
「律樹さんのお母さんが良かったらいいんですけど、、、。」
、、、そうなんだ!!
「じゃあ私聞いてきます!!」
「分かったよ」
看護師さんは私を見て微笑んでくれた。
よし!行こう!!そう私は歩き出した。
歩き出したものの、律樹くんの部屋が分からなかったことに私は気づいた。
部屋ってどこなんだろう、、、。
っていうか分かってたとしてもお母さんに許可取ってないしダメじゃ、、、、??
そんなことを思っていたら
「あら?」
そんな声が聞こえてきて顔をあげると律樹くんのお母さんがいた。
「結花ちゃん、、、じゃなくて、あなたどうしたの??」
そう律樹くんのお母さんに言われ少し悲しくなる。
多分記憶がないって思ってるんだろうな、、、。
、、、っじゃなくて!!
「あ、あの!律樹くんに会いたくて、!!会ってもいいですかね、?」
私が恐る恐る言うと律樹くんのお母さんはもちろんというように頷いた。
「入って入ってー!!」
そう言うと隣の部屋のドアを開けた。
って律樹くんの病室ってここなの?!?!
そう思いなが私は律樹くんの病室に入った。
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