これからもキミと一緒に居たいから。

久しぶりの学校

、、、入るの気まずすぎるかも、、、。
どうしよう、、、。どうするのが正解、、、?
そう思いながら私はずっと教室の前で考えていた。
、、、もういいや!!入ろ!!!入らなきゃ分からないもん!!!
私は勇気を振り絞って教室のドアを開けた。

ーガラガラー

「お、おはよう、、、ゴザイマス、、、。」
や、やっぱり気まずいよ、、、。
私が教室に入るなりみんなの視線が私に刺さる。こ、この空気どう変えよう、、、。
そんなことを思っていたら
「、、、結花、、、?!?!」
そんな声がして声の方を向くと泣きそうになっている沙希ちゃんとびっくりしている琉斗くんがいた。
「沙希ちゃん、!!」
私がそう返事をするなり沙希ちゃんが私の方に向かってきて抱きついた。
「結花ー!!!大丈夫だった、????」
「沙希近いよ、!!!私は大丈夫だけど、、、。」
律樹くんが、、、。
「結花お見舞い行けなくてごめんね、!!テスト期間で、!!!」
やっぱりテスト期間だったよね!!!
「ううん。しょうがないよ。」
私は微笑んだ。微笑んだ、、、が
「結花、、、なんかあった、、、??」
少し心配そうにしながら私を見る琉斗くん。
琉斗くん、、、。
「あ、えっと、、、。」
記憶のこと言わなきゃ、、、。
そう思い口を開こうとしたら

ーキーンコーンカーンコーンー

、、、あ。
「あ、時間なっちゃった、!!!結花!!昼休み話したいこと話して!!なんでも聞くから!」
沙希ちゃんはそれだけいいグッとポーズをした。
「うん、!!」

ーガラガラー

あ、先生来ちゃった、、、。お、怒られる、、、。
そう思っていたが先生は私を見るなりびっくりしたような顔をして口を開いた
「おぉ!小山じゃないか!!大丈夫だったか?」
「あ、はい」
先生は「気をつけろよー」とだけ言う。私はそのまま自分の席に向かった。
昼休みに記憶のこと言おう。
私はそう決意した。
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