これからもキミと一緒に居たいから。

不安なことを

ーガラガラガラー

「失礼します、！！」
私は恐る恐る入ると律樹くんだけいた。
やっぱりお母さん居ないよね、！！！まぁだいたい居ないか、、、。
私はそんなことを思いながら椅子に腰をかける。
律樹くんだ、、、、。
律樹くんが近くにいると安心する、、、。
私は何故だか分からないが涙が出てきた。
なんで私泣いて、、、。
、、、安心するからかな、、、？？
私は律樹くんの顔を見ながらそんなことを思っていた。
その時私は不安な気持ちを吐いてしまいそうになる。
いいよね、、、、。誰もここにはいない。律樹くんしか居ないもん、、、。
「律樹くん、、、私どうしたらいいかな、、、？？」
私は律樹くんの手を握りながら言う。
「あのね、今沙希ちゃん達と話せてないの、、、。律樹くんの状態を言い忘れちゃって、、、。多分2人は怒ってるんだと思うんだ。どうすればいいんだろう、、、。」
「あとね私悪口言われちゃったよ、、、、まぁ私が悪いんだけどさ、、沙希ちゃん達が離れていったのを見たクラスメイト達がさ自業自得だよねって。そう言われちゃった。でもほんとだよね、、、。言わなかった私が悪いんだもん、、、。それより私は沙希ちゃん達と話がしたいんだ、、、。どうしたらいいと思う、、、？」
って聞いても何も答えてくれないんだけど、、、。でも、聞いて貰えただけ心が楽になるな、、、。
その時律樹くんの手が動き、私が握っていない反対の手で私の手を握ってくれた。
「り、律樹くん、？？？律樹くん、！！！！」
私はそう必死に問いかけたが何も反応はなかった。
でも、、、。
大丈夫だ。って言われてるみたいだな、、、。
「律樹くん、、、ありがとう。」
私がそう言うと律樹くんが少し微笑んでくれた気がした。
、、、ってそろそろ帰らないとだな、、、。
「律樹くん。そろそろ帰るね、！また来るよ。」
私は名残惜しく思いながら律樹くんの手をどかした。
「またね。律樹くん。」
私はそれだけ言い、病室を後にした。