これからもキミと一緒に居たいから。

迷子

久しぶりにこの水族館に来る、!!!
私は今水族館にいた。
昔、律樹くん達と一緒に来た水族館に私は行ってみようと思い、私は行くことに決めた。
懐かしいな、、、。
私はそんなことを思いながら楽しんでいた。
その時
「、、、ぐすっ、ぐすっ、、、。」
そんな泣き声が聞こえてきて泣き声の方を見ると小さな男の子がいた。
迷子かな?
だ、大丈夫かな、??
私はそう思い声をかけることにした。
「大丈夫ですか?」
私がそう声をかけると男の子は悲しそうに私を見つめながら話し始めた。
「ママと、、、はぐれちゃった、、、。」
男の子は涙を溜めながら私に話した。
やっぱり迷子か、、、。
「じゃあお姉さんと一緒にお母さん探そ!!」
私が男の子に笑顔を向けると少し不安そうな表情をしたが、頷いてくれた。
「そういえばお名前は?」
「颯太、」
「颯太くんか!じゃあとりあえずお母さんの特徴教えてもらえるかな?」
私がそう聞くと男の子は目を光らせて話した。
「ママね!とっても優しくて、髪の毛が綺麗なの!!あと今日は花柄のワンピース着てた!!」
お母さんのこと大好きなんだなぁ!
「教えてくれてありがとう。それじゃあ探してみようか!」
「うん!!」
颯太くんはニコニコしながらそう答えた。
うーん、、、花柄のワンピース、、、。
私はそう思いながら周りを見渡すがお母さんらしき人は居ない。
迷子センターに行った方がいいのかな、??
そう思っていたら不意に颯太くんが私の服を引っ張った。
「どうしたの??」
私がそう聞くと悲しそうにしながら言った。
「おてて、繋がないの、、、??」
そう上目遣いで言ってくる颯太くん。
うっ、、、か、可愛すぎる、、、。
「そ、そうだね!!おてて繋ごっか!!」
私がそう言うと嬉しそうにしながら私の手をとった。
可愛すぎるじゃんか、、、。
私はそう思いながらお母さんを探すため、広いスペースに行くことにした。
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