これからもキミと一緒に居たいから。

キンホルダーの行方

なんでキンホルダーが無いの、???
私、確かに鞄にしまったよね、??
なんで無くなってるんだろう、、、。
私が困惑していると後ろからクラスメイトの笑い声が聞こえてきた。
「いや、普通にウケるんだけど〜!!」
「それな!!キンホルダーなんて入ってる訳ないのに」
、、、え、??
私はクラスメイトの方を見た。
こ、この2人、、、。何か知ってるの、??
き、聞かなきゃ、!!
「あ、あの、、、キンホルダーのこと何か知ってるんですか、、、?」
私が恐る恐る2人に聞くと2人は同時に笑いだした。
な、なんで笑ってるんだろう、、、。
わ、私おかしなこと言ったかな、??
私がそんなことを思っていると笑いながらクラスメイト、瑠衣さんが口を開いた。
「いや、まじ小山さん鈍感だねー!!よく言われない??」
「え、あ、いや、、、、。」
ど、鈍感、???
と、と言うかキンホルダー、、、
私がそんなことを思っているともう1人のクラスメイト莉紗さんが真顔で言った。
「キンホルダーについて知ってるに決まってんじゃん」
や、やっぱり知ってる、!!!
「え、じゃあどこにあるか知ってますか、?」
私がそう言うとまた2人は笑いだした。
な、なんで、??私またおかしなこと言ったかな、??
「はーまじでウケるー!!」
「ねぇ、瑠衣ーもう言って良くね??もう耐えられんww」
「りょー」
2人はそう言うと私の方にやってきて耳元で囁いた。
「ねー小山さーん」
瑠衣さんはそう言いながらニヤニヤしながら続ける。
「なんで、キンホルダー無くなったんだろうねー??」
瑠衣さんは意味深に言う。
「え、えっと、、、。」
そう言われても私分からないよ、、、。
「小山さん、自分が落としたかもーって思ったりした??」
か、可能性はあるかもだったけど、、、。
「い、いや、鞄の中に入れたので自分は落としてないと思います、、、。」
「じゃあなんで無くなったんだろうねー?」
「は、はい」
そんな私の様子を見て瑠衣さんはニヤニヤしながら言った。
「それはねー私たちが捨てたから」
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