これからもキミと一緒に居たいから。

沙希ちゃん

私が振り向くとそこには
「さ、沙希ちゃん?!?!」
そこには紛れもなく沙希ちゃんがいた。
な、なんで、?!?!
沙希ちゃんこんな早く学校に来ないよね、?!
私がそんなことを思っていると沙希ちゃんは心配そうにしながら言った。
「結花、、、何してるの、??」
「あ、えっと、、、。」
な、なんて言ったらいいんだろう、、、、。
私が焦っていると沙希ちゃん私の目の前でしゃがんだ。
「さ、沙希ちゃんこそなんでこんなに早く、??」
私がそう言うと少し沙希ちゃんは恥ずかしそうにしながらも返事をしてくれる。
「昨日の結花の反応がおかしかった気がしたから、、、。それで私が教室出たあと笑い声が聞こえて少し聞いてたんだよね、!!」
、、、え
じゃあ私の状況知ってるってこと、??
「結花、キンホルダー探してるんじゃないの?」
あ、えっと、、、。
言うしかないか、、、。
「う、うん、、、。大切なキンホルダーだから、、、、。」
私が少し泣きそうになりながらそう言うと沙希ちゃんは微笑んでくれた。
「やっと本音を言ってくれた。さっきから泣きそうな顔してたから私も泣きたくなっちゃうじゃん!」
、、、沙希ちゃん怒ってないのかな、??
私のこと避けてたのに、、、。私のこともう嫌いになったんじゃないの、?
私がそんなことを思っていたら沙希ちゃんはガッツポーズをしながら私に言う。
「結花!一緒に探そ!!確かゴミ箱の中とか言ってたよね〜??」
沙希ちゃんはそう言いながらゴミ箱の中に手を入れた。
「さ、沙希ちゃん!!大丈夫だよ!1人で探すよ!!」
私がそう言うと沙希ちゃんはムスッとした。
「なんで!!2人で探した方が早く見つかるじゃん!!」
そ、そうだけど、、、。
「沙希ちゃん、私のこと嫌いなんじゃないの、?」
「、、、え?!」
私のその一言で沙希ちゃんはびっくりしたようにした。
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