これからもキミと一緒に居たいから。

琉斗くんの本音

「だから、結花があんなに泣いてたの律樹が目覚めないかもってのもあるんだなって思って、、、。なのにそのこと話してくれなくて頼ってくれてないのかなって、、、。」
、、、あれ、?こんな話どこかで聞いたような、、、。
そう思っていたら沙希ちゃんが吹き出し笑いだした。
「ゆ、結花〜!!琉斗、私が話したことと同じこと言ってるよ〜!!お、面白すぎる、、、!!」
や、やっぱり沙希ちゃんが言ってた事だよね、?!ま、全く一緒だ、、、。
私もそう思ったら笑いが込み上げてくる。
「ま、待ってよ!なんで俺を置いて2人して笑ってんの?!?!意味を教えてよ!!」
琉斗くんは訳が分からないという顔をしながら私たちに聞いてくる。
「いやね!今日結花と話した時多分琉斗はこう言うよー!って結花に言ったんだけど全く同じこと言ってて、、、ね、!!」
沙希ちゃんは私の同意を求めるかのように私の顔を見て笑うのを堪えていた
「そうだね、!全く同じこと言ってたね、!」
「結花やっぱり琉斗も怒ってないし嫌ってもないんだよー!!ただの結花の勘違い!」
沙希ちゃんが笑いながらそう言う。
「で、でも避けられてたら嫌われたのかな?とも思うよ〜!!」
私がそうさきちゃんに言うと琉斗くんが気まずそうにしながら口を開いた
「いや、頭ん中を整理したくてさ、、、。ちょっと話すのが気まずいって言うか、、、。病院に行った時あんな帰り方したからどう話せばいいか分かんなかったって言うか、、、。」
琉斗くんはそんなことをごにょごにょ話していた。
じゃ、じゃあほんとに怒ってないんだよね、!
「よ、良かった、、、。」
私は安心してか体の力が抜けて座り込んでしまった。
「え?!結花大丈夫?!?!」
「ご、ごめん、、安心したらか、体の力が抜けて、、、。だ、大丈夫だよ、!!」
私は体に力を入れ立ち上がった。
「、、、というか私気になってたんだけど」
沙希ちゃんが不意にそんなことを口にした
「なんで琉斗こんな早くに学校に来たの?」
沙希ちゃんが琉斗くんを見ながらそう言った。
私もそう思ってた話、!!
琉斗くんは沙希ちゃんから視線を少し外しながらこう言った。
「沙希、母さんに早めに学校行くって言っただろ、、、?」
「あー言ったね」
「それを母さんから聞いてなんかあったのかな?って思って早く来たらこんな事になってたんだよ」
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