これからもキミと一緒に居たいから。

放課後の予定

はぁ、、、学校行きたくない、、、。行く気にならない、、、。
というか私だけ忘れてるってことあるのかな、??
うーん、、、でも記憶喪失とは限らないし、!!た、多分、、、。
わたしはそんなことを思いながら学校へと向かっていた。

ーガラガラー

「おはようございます、、、。」
私はいつものように教室に入り自分の席へと向かった。
はぁ、、、。
忘れられてたらどうしよう、、、。というか私を助けたってことも忘れてるんだよね、??
ありがとうって言ってもなんのことってなるよね、、、、。どうしたらいいんだろう、、、。
そんなことを思っていたら
「結花。おはよう」
そんな声が聞こえ振り向くと沙希ちゃんと琉斗くんが私の後ろに居た。
「沙希ちゃん達おはよう。」
私がそう微笑みながら言うと沙希ちゃんは頬を膨らませた。
「結花、辛いなら無理して笑わなくていいのに!」
「そうだぞ結花!!無理しなくていいんだぞ!!」
、、、やっぱり分かっちゃうか、、、。
「、、、沙希ちゃん達には敵わないや、、、。」
私は少し笑いながら沙希ちゃん達に言う。
沙希ちゃん達はそんな私を見て悲しそうにするが沙希ちゃん達は顔を見合わせて頷いた。
なにが起こるのかと思っていると沙希ちゃん達は私の方を向いて言った。
「結花!!今日も病院行くよ!!!」
「、、、へ?」
びょ、病院、??でも律樹くんは私のこと知らないから会わない方がいいんじゃ、??
「律樹のお母さんが来てって言ってたの!!多分、病院に行ったらお母さんもいると思うけど」
、、、律樹くんのお母さんが、??
「、、、分かった。行く。」
私がそう答えると沙希ちゃんは嬉しそうにしていた。
「私たちが帰ったあと律樹のお母さん来たらしくてさ、結花の存在が分からないことを知ってさ、今日の朝呼び止められて、今日、結花ちゃんと一緒に病院行ってくれると嬉しいって言われてさ〜」
そうだったんだ、、、。
「律樹のお母さんが言ってたけど、結花ちゃんのこと少し話したってー!!」
、、、え?!?!
「な、何話したんだろう、、、、。」
私が思わずそう言ってしまうと沙希ちゃん達はなんて言ったのか教えてもらったらしく教えてくれた。
「あのねー律樹が目覚めなかった間ほぼ毎日お見舞い来てくれたこととかークラスメイトなんだってこととかーあとはー」
り、律樹くんのお母さんそんなこと言ったの、?!?!は、恥ずかしいんですけど、、、。
あとはってまだあるの、??
そう思っていたら沙希ちゃんが私を見てニヤニヤしながら言った。
「律樹にとって大切な人だってことを言ったらしい!!」
、、、え?!?!
律樹くんにとってうちが大切な人、??あ、!幼なじみだからみたいな、??
「大切って幼なじみだからってことかな?」
私がそう2人に聞くと2人は呆れたようにしながら
「まぁ、私たちから見たら分かるけど鈍感な結花はわかんないよねーまぁ、幼なじみって意味もあるんじゃない??」
、、、??どうゆう事だ、??
見たらわかる、???
そう不思議に思っているとチャイムがなり先生が教室に入ってきた。
「あ!じゃあ!放課後行こうね!!」
沙希ちゃん達は、それだけ言うと自分の席へと戻って行った。
放課後か、、、大丈夫かな、?
私はそんなことを思いながら授業を受けた。
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