これからもキミと一緒に居たいから。

放課後

「さようなら〜」
そんな声と同時に教室中が賑やかになる。
き、来てしまった、、、、放課後、、、。
というか律樹くんお母さんが私の事言ったって律樹くんにとっては知らない人だからやっぱり行かない方がいいんじゃないかな、？？
私がそう思っていたら
「ゆーうーかー！！！」
「わっ！！！」
沙希ちゃんは私の名前を呼ぶなり私を抱きしめた。
び、びっくりした、、、、。
「結花それじゃあ行こっかー！！」
沙希ちゃんは多分病院のこと言っているのだろう。
で、でも、、、。
私が行こうとしない様子に沙希ちゃん達は不思議そうに私を見ていた。
「結花行かないのか？？」
琉斗くんは心配そうに私を見ていた。
あ、、えっと、、、。
「いや、、、さ、、、、。やっぱり知らない私が来たら律樹くん混乱するんじゃないかなって思っちゃってさ、、、。」
私はそこまで言うと沙希ちゃんが不機嫌になっていくのに気がついた。
「あ、、のさ、、。2人だけで行った方がいいのかな〜？って思ってて、、、。」
「、、、」
、、、やばいかな、？沙希ちゃんの不機嫌オーラがす、凄いんだけど、、、。
「わ、私は今日いいかな、、、。」
私がそこまで言うと沙希ちゃんは私を見て私の手を握った。
「結花！！もう行くって言ったんだからもう遅い！！！行くよ！！！」
さ、沙希ちゃん？！？！？！
む、無理やりすぎだよー！！
琉斗くん、！！！
私は助けを求めるかのように琉斗くんを見た。
見たが
「うーん。俺は沙希の意見に同意かな！！よし結花！！行くぞ！！！」
うぐ、、、。
確かに琉斗くんは沙希ちゃんに同意するか、、、。
そんなことを思っていたら
「なんか揉めてる？？」
そんなクラスメイトの声が聞こえてきて周りを見るとクラス中が私たちに注目していた。
う、、、ま、周りの目が痛い、、、。
しょうがない、、、。
「わ、分かったよ〜、！！」
私がそう返事をすると沙希ちゃんはそうでなくちゃ！！そんな顔をしながら
「よし！じゃあ走っていこう！！」
そう言った。
いや、走るのは、、、。
「沙希！走るのは良くない！！」
、、、良くないよね、、、。
私はそんなことを思いながら沙希ちゃん達に着いて行った。