俺と彼女の猫な話【短編】

顔を俺の身体にスリスリとこすり付けてくる。



「ニャオ〜ン」




「おまえ今日も猫になったのか?あ〜よしよし」

なでてやった。


「ゴロゴロゴロゴロ!」

ん!?喉を鳴らしているつもりなのか?

本物の猫と全然違う。

また喉を痛めそうだ。



「ニャオ〜ン」



「ゴロゴロゴロゴロ」


不器用に喉を鳴らす直美。


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