俺と彼女の猫な話【短編】

あぁ眠くなってきた。

今日も猫になるのかな。

直美を見ると携帯をピコピコ。

「まだ、寝ないの?」

「うん。なんで?」

なんでっ言われても困る。

直美が猫になるか、ならないか気になるだけだ。

「いや。べつに」

「珍しいね。話しかけてくるなんて。今、携帯小説読んでるから、まだ寝ないかも」

「ふーん。わかった」

あぁ眠い。





眠い。




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